産科センター
産科センターは、「安心して臨める出産」を目指しています。
「早くいつもの日常に戻ってほしい。」そう願いながら新型コロナが流行してはや2年。人生の一大イベントである喜ばしい出産においても、面会制限、立会い分娩の中止等、孤独と不安を抱く妊婦さんも多いかと思います。当院では外来妊婦健診時から病棟助産師が個別介入し、産後まで切れ目のないサポートを行っております。
安産・育児・骨盤ケア教室、ベビーマッサージ等は現在休止中ですが、外来診察時に病棟助産師が個別に指導を行い、妊娠中の不安や疑問の緩和に努めています。妊婦健診時には、3D・4D超音波で赤ちゃんのかわいい表情を見ることができますし、総合病院のため、糖尿病等の合併症を抱えている妊婦さんへの対応も可能です。また、分娩入院の際は妊婦さん全例にコロナの検査を実施し、医療安全、感染の認定看護師指導の下、コロナ対策を強化して分娩を取り扱い、安心・安全な出産となるようにサポートをしています。
ベテランの男性医師と同じ同性として安心できる女性医師、優しい小児科医師、そしてスキルを積んだ助産師と看護師がチーム一丸となり、妊婦健診から産後1ヶ月健診までのサポートを行っています。スタッフ一同、全力を挙げてサポートさせて頂きます。産科への受診、出産をお待ちしております。
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お知らせ
産科センターQ&A
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浅ノ川総合病院 産婦人科の妊婦健診について教えてください。
常勤医2人体制で産科と婦人科は混合し対応しており、午前中のみの妊婦健診となります。
初診の方は月・水・金の8時30分~11時、再診の方は月~金の午前中に予約を取って頂きます。3D・4D超音波検査を行っており、赤ちゃんのかわいい表情が見られるかもしれません。
合併症のある方は事前にご相談ください。他科との連携が可能な疾患は診させていただきます。
連携が難しい場合(血液疾患、精神疾患など)、他院を紹介させていただきます。
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里帰り出産を希望する場合、どうしたらよいですか?
里帰り出産をご希望の方は、一度病院にお電話でご連絡を下さい。(お名前、現住所、電話番号、分娩予定日、現在の週数、初産・経産、合併症の有無など)
病院代表:076-252-2101 産婦人科外来
妊娠経過が順調な方は、妊娠32~34週の妊婦健診から当院で受けて下さい。
前回帝王切開で出産した方は、できるだけ妊娠32週の妊婦健診から当院で受けて下さい。
お持ちいただくもの:紹介状、母子手帳、健康保険証、妊婦健診受診票
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浅ノ川総合病院 産科センターで取り組まれていることについて教えてください。
現在各教室は休止中ですが、外来診察時に病棟助産師が個別に指導を行い、妊娠中の不安や疑問の緩和に努めています。
妊娠38週時に「不安を抱える妊婦への分娩前新生児コロナウイルス感染症検査事業」でコロナの検査を実施しています。また、分娩入院の際は妊婦さん全例にコロナの検査を実施し、医療安全、感染の認定看護師指導の下、コロナ対策を強化して分娩を取り扱い、安心・安全な出産となるようにサポートをしています。
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浅ノ川総合病院 産科センターでは、どのような出産が可能ですか。
「安心して臨める出産」を理想とし、スタッフ一同全力で出産のサポートをしています。一人一人に丁寧に対応することが可能です。また総合病院であるというメリットもあります。他科との連携があり、合併症のある妊婦さんの管理もしっかりと行っています。妊娠中にバースプランを用いて妊婦さんの希望を確認し、また不安を解消できるようお手伝いしております。医学的に問題のない範囲で、あらゆる出産に関するご希望に応えるべく、努力と工夫をしております。
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これから出産を予定している妊婦さんに一言頂けますか。
「お産は安全」が当たり前ではなく、「安全なお産に向けて準備すること」が大切です。そのためにはきちんと妊婦健診を受け、お母さん自身の自己管理と、ご家族の方、私たち産婦人科スタッフが、万全な体制でお産をお手伝いすることで「安全なお産」が実現されると考えています。
お産は大仕事です。そのお産の主役は、お母さんです。主役といえども一人で乗り越えるものではありません。ご家族、そしてお腹の赤ちゃんが、お母さんを応援し一緒に頑張ります。コロナ禍でご家族の立ち合いができない中、当院スタッフが必ずそばに付き添い、新しい生命誕生へのお手伝いをさせていただきます。
産科センターの特徴
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外来保健指導
妊娠初期に面談し、初期の指導ファイルをお渡しします。妊娠中期、後期、その他必要な場合に助産師が指導を行いますので、健診時にはご持参ください。妊娠30週と36週以降はNSTという検査を行います。赤ちゃんの元気さと子宮収縮の有無程度を観察します。
妊婦健診の付き添いは可能ですが、30分程度の検査になるので、付き添いの方は廊下でお待ちいただき、検査中のお子様の同席はご遠慮いただいております。
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LDRルーム
入院からお産後まで同じ部屋で過ごすことができます。ベッドが分娩台に変わるので、移動する負担がありません。
無料Wi-Fiが利用できます。出産1,2時間後の出血や母体の状態を確認して異常がなければ一般病室に戻ります。
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入院について
下記の場合、時間内は産婦人科外来へ、時間外は産科センターにご連絡ください。
陣痛:初産婦さんは10分毎、経産婦さんは10~15分毎が目安です。
破水:膜の破れる場所によっては尿漏れのような少量の破水の場合もあります。
多量の出血:少量の出血は様子を見ていただいて大丈夫です。
その他の状況によって、ご入院していただく場合があります。
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入院中の指導
初めて出産したママ、赤ちゃんのことやケアが分からず不安がいっぱいです。助産師がそばで寄り添いながら指導します。
授乳指導:おっぱいのしくみ、授乳方法などそばに付き添い指導します。
調乳指導:ミルクの作り方、与え方を指導します。
沐浴指導:産科センター内の沐浴室で、注意点を説明しながら赤ちゃんの沐浴を指導します。
退院指導等:退院後の必要な事柄について説明します。
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病室のご案内
出産の方は個室です。
設備:暖冷房完備、テレビ(テレビカード必要)、冷蔵庫、机、椅子、トイレ、シャワールーム、無料Wi-Fi
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入院に必要なもの
母子手帳、保険証、36週指導時のファイル一式、パジャマ、タオル、授乳用ブラジャー、産褥ショーツ、生理用ナプキン、シャワー用品、洗面用品、ティッシュペーパー、お箸、コップ、赤ちゃんの退院時の洋服(入院中赤ちゃんの洋服、おむつは病院のものを使用します)など。
パジャマ、タオル類は、別料金でエランを利用できます。
初期の指導ファイルの説明時、または妊娠8ヶ月頃にパンフレットを用いてご説明いたします。
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母子同室のすすめ
母子同室は様々な面でメリットがあると言われています。赤ちゃんの口の動きで母乳を欲しがるサインが分かるので、すぐに母乳をあげられ、時間に関係なく、一日に何度も吸わせることで、母乳の分泌が増えます。また、赤ちゃんの一日の生活が分かり、退院後の生活に早く慣れることができます。ただし、慣れない育児を始める事は時としてお母さんに大きな負担をかける事にもなりかねません。お母さんの体調に合わせ、母子同室、別室はご自由にお選びいただけます。
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母子同室の注意点
赤ちゃんが寝ているときはお母さんも一緒に寝て、起きておっぱいを欲しがればその度にあげていきましょう。
部屋の環境を整えましょう。冷暖房の使用時は温度に注意し、風が直接当たらないようにしましょう。
赤ちゃんを一人にしないで…シャワー時や売店に行くときは新生児室に預けましょう。
無理はしないで疲れた時やどうしてよいか分からなくなったら、いつでもご相談ください。
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早期母子接触
お産後に赤ちゃんをママの胸に直接触れ合うように、包み込むように抱っこします。
赤ちゃんも安らぎ、ママも幸せな気持ちいっぱいになります。
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入院中のお食事について
出産後の疲れがたまっているお母さんの体力を回復し、赤ちゃんに良質な母乳を飲んでもらうために、当産の栄養士が産後のお母さんに必要な栄養バランスを考えたお食事をご用意しております。
お部屋を回り、ご要望をお聞きすることがありますので、何なりとご相談ください。
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お祝い膳
入院中の一食、お昼にお祝いの御膳を提供いたします。調理の都合上、火、木、土のいずれかから出産後に選んでいただきます。
下記もご対応しております。
食品アレルギーへのご対応
減塩へのご対応
カロリーコントロール
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退院指導
入院中に退院後の生活について、家族計画、1か月健診についてなどご説明します。
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薬剤に関して
病棟担当の薬剤師が、必要時にご説明に伺います。薬剤に関してご不明の点があればお知らせ下さい。
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おっぱい外来
開催日:平日の外来診療時間内
退院してからのおっぱいについて上手くいくまでお手伝いしています。また、断乳、乳房トラ
ブルにも院内外問わずご相談をお受けします。 -
育児支援
妊娠中、出産後のいろいろな悩みについて助産師が相談を受けます。
場合によっては、地域の保健センターと協力し安心して子育てが出来るようお手伝いしています。
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産後ケア事業
生後4か月未満の赤ちゃんのケアやお母さんの授乳相談、育児サポートが受けられます。
利用希望の方は福祉健康センターへ事前申し込みが必要です。
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当院で出産された方々の声
コロナ禍で家族が立ち会えないと聞き不安でしたが、スタッフの方々がずっとそばにいて腰をさすってくれ、安心して出産することができました。
妊娠して糖尿病になり、出産まで不安でしたが、産科の医師はもちろん、内科、小児科の医師がしっかりサポートしてくれたおかげで元気な赤ちゃんを産むことができました、ありがとうございました。
ご不明な点などございましたら、産科センターまでお問い合わせください。