本館4階病棟(急性期一般病棟)
本館4階病棟は、整形外科・産婦人科の混合病棟です。手術が必要な患者さんの健康を推進し、赤ちゃんとの関係形成初期の重要な時期にある母子が入院しています。
私達働き手の視点でいえば、混合病棟で行われる医療や看護はそれぞれの診療科について幅広く学べるというメリットがあります。また、生まれたベビーや褥婦、加齢による運動機能不全(ロコモティブシンドローム)が原因で骨折した高齢者の方や、認知症を抱えた患者さんなど、様々な人生の過程にあるその人をケアすることができます。
患者さんのこれまで歩んできた人生やその人の思いに触れること、その際に一緒に過ごした時間や笑顔は私たちを癒してくれています。これは、看護の醍醐味だと思います。私たちはそういった患者さんを安全・安楽に、心地よく入院生活を過ごすことができるよう、スタッフ一同、患者さんの立場に立ち、患者さんに寄り添ったケアを目指して、日々頑張っています。
産科センターで出産を!!
産科センターは院内唯一の生命の誕生の場です。出産は何より安全が確保されることが必須です。現在助産師は新生児蘇生法の認定やロイヤルベビーマッサージ基礎講座終了・骨盤ケア認定などの資格を持ったスタッフが8名います。病棟看護師と協力し体制を整えています。
病室の妊婦さんが快適に過ごせるように、トイレとシャワーが完備された個室で過ごしていただいています。 出産はLDR:lobor(陣痛)delivery(分娩)recovery(回復)という陣痛開始から出産まで同一の部屋で過ごすことができ、家族にも見守られる中でリラックスして出産を迎えることができます。産後は母児同室で赤ちゃんと一緒に過ごすことができると好評です。出産直後よりカンガルーケアを行い、母児育児を促進しており退院時にはほぼ母乳栄養となり、母としての自信を持って退院していかれます。
産前には個人指導はもちろん、骨盤教室、育児教室、安産教室、産後には母乳外来、ベビーマッサージなどを行い、妊産褥婦の包括的ケアに取り組んでいます。時代は産前産後のケアの切れ目のない子育て支援を推進しており、当院でも地域の方々に満足していただけるように日々邁進しております。