診療科・各部門

小児科

当院小児科は小児神経疾患、特にてんかんに力を入れて診療を行っています。予約制ですので、診察を希望される方は小児科外来で予約を取るようにしてください。また現在他院を定期通院中の方やかかりつけ病院がある方は、診療情報提供書をご持参ください。原則、専門診療の予約の方を優先して診察を行うため、発熱や腹痛などの一般的な症状の方はかかりつけ小児科をまずは受診するようご協力をお願いします。

対象疾患

てんかん

発作の様子と脳波を同時記録するビデオ脳波モニタリング、高分解能撮影が可能な3T(テスラ)-MRI検査、PETやSPECTなどの核医学検査を行い、正確なてんかん診断を行っています。脳波や画像検査は、院内や院外の医師との症例検討も行っています。現在、県内3病院小児科の遠隔脳波判読を行い、地域のてんかん診療も担っています。てんかんに関する詳しい情報は、 てんかんセンターのページもご参照ください。

運動・言語発達の遅れ
発達障害

なかなかお座りができない、歩かない、体が柔らかい、言葉が出ないなど、お子様の発達について気になることがあれば、ご相談ください。また、家庭内、園や学校などでの他の人との関わりやコミュニケーションが気になる、こだわりやかんしゃくが強いなどについてもご相談ください。

当院では療育やリハビリテーション、心理検査は行っていないため、診察により必要に応じて適切な施設へ紹介となる場合があります。

頭痛

脳血管障害や脳腫瘍などの「二次性頭痛」の検査から、片頭痛や緊張型頭痛などの「一次性頭痛」の診察や治療を行っています。

予防接種

現在、当院小児科で接種可能な予防接種は下記のとおりです。特に1歳未満のお子様では同時接種をお勧めしていますが、単独接種を希望される場合は予約の際にお伝えください。

定期接種

四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)、二種混合(ジフテリア・破傷風)、ヒブ(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌、BCG、麻疹・風疹、日本脳炎、水痘、B型肝炎

任意接種

ロタウイルス(5価、1価)、HPV(子宮頸がん)、おたふくかぜ、インフルエンザ、A型肝炎

乳幼児健診

市町村が行う個別の乳幼児健診、希望による任意の健診を行っています。お子様の発達や発育の評価と一緒に、普段の子育てで気になることがあればご相談してください。